性格変化「腹を立てて攻撃的になる」

認知症の説明
ポイント
介護者が、冷静になって対応する。

 

認知症の高齢者のなかには、性格が変わったように怒りっぽくなる人がいます。

 

原因の多くは、感情をコントローする能力の低下や、様々な思いを上手に表現することができないもどかしぎだと思われます。

 

だから、介護者が平静さを失っているとより増幅されます。

 

むしろ上手に話題を変えながら、注意を別の方向に持っていくとか、とりあえず、その場を離れ、一定の時間、間をおいて本人が忘れるのを待つといった工夫が有効なことがあります。

 

もし、あまりにも激高するようならば、専門医の診察を受け、精神を安定きせる薬を出してもらいましょう。

 

また、日常生活や環境をもう一度見直して、原因となることがもしもあったらそれを改めるようにしましょう。